孤独と生きる

今日は仕事休み。そして映画の日。
ということで、『Mr.ホームズ』観に行ってきました。
Mr.Holmes

はたして年老いたよぼよぼホームズに耐えられるのかとドキドキしながら行ったんだけど、杞憂だった。
いや確かにホームズは想像以上によぼよぼだったけども(笑)
冴えわたる推理を披露する名探偵のお話ではなく、老いに向き合う老人の人間ドラマなんだな。
しかしそこはホームズだから、引退を決意させた昔の事件とからめながらあれこれあるわけなんだけど。
とにかくイアン・マッケランがすごかった。93歳のホームズがそこにいるとしか思えなかった。
彼の演技を見るだけでも映画館に足を運ぶ価値がある映画だと思う。うん。
子役の子もとても良かった。気難しい老人と利発な子供の組み合わせっていいよね。
最後の方は泣けてしかたなかったんだけど、周りの誰一人泣いてなかったので全力で我慢したよもう。

それから真田広之さんね。
いったいどんな役で出てるのか不思議だったんだけど、よもやホームズ氏が日本に行ったとは。
しかも目的が「山椒」(笑)
いや本人は切実なんだけどさ。
ちなみにその山椒が見つかるのが焼野原の縮景園という…。
ホームズ映画で終戦直後の広島&原爆ドームが登場するとは夢にも思わなかったよ。
ちょっと複雑だよ。
そして山椒はコーヒーに入れない方がいいよ。。

あと個人的に嬉しかったのはホームズがホームズ映画を観に行くシーンで、映画の中のホームズを演じていたのが『ヤング・シャーロック ピラミッドの謎』のニコラス・ロウだったという!
見たときには全然気づかずに後で人のレビューを読んで知ったんだけど、事前に知ってたら目を皿にして見たのになあ。
ヤング・シャーロック大好きだったんだよ。
あれから30年(!)たってまたニコラスのシャーロック見れたなんて、しやわせだよもう。

そんなこんなで、私的に大満足な映画でした。

端役などない!

映画見たいモードが止まらない(笑)
今週は『クリムゾン・ピーク』と『SHERLOCK 忌まわしき花嫁』を見てきた。
クリムゾンピーク  SHERLOCK


『クリムゾン・ピーク』
この私が年に2本もホラー映画を見るとは(笑)
ゴシック・ホラーの雰囲気に惹かれて見に行ったけど、怖かったし面白かった。
幽霊も出てくるけどほんとに怖いのは人間っていうね。
タイトルにもなってる「クリムゾン・ピーク」が意外にあっさりとしか扱われてないのがちょっと残念。
もっと禍々しく赤く染まった大地がどーんと映るのかと思ってたよ。
主人公のミア・ワシコウスカも可愛かったけど、ジェシカ・チャステインも良かったなあ。
オデッセイに出てるらしいので見に行きたい。

『SHERLOCK 忌まわしき花嫁』
これねー、悩んだんだよねー。
テレビシリーズは1しか見てないし。
元々はファン向けのテレビスペシャル番組だったって聞いてたし。
見てみて、「あー、なるほどこういうやつかー」って思った(^-^;
純粋に「忌まわしき花嫁」部分だけを作ってくれてたらもっと楽しめたかもね。
とりあえずテレビシリーズを全部見ようと思いますー。

全世界の長女が泣いた(笑)

遅ればせながら、『アナと雪の女王』をようやく見に行ってきた。
悩んだけど吹き替え版で。あと3D初体験。

お松さんも、さやかちゃんもキャラクターに合ってて良かった。
意外と笑えるところもそこここにあったりして楽しかったし。

しかし何よりピエール瀧のオラフが可愛かったなあ。
もう、愛い奴めー(≧▽≦)って感じでwww

吹き替え見て良かったら字幕版も見ようかなと思ってたんだけど、もうピエール瀧以外のオラフが考えられなくてさw
そのお金を相棒かテルマエに使おうと思いますwww



生きねば

遅ればせながら『風立ちぬ』を見に行ってきた。
監督の飛行機愛、モノを作る人たちに対する愛がたくさん溢れた作品だと思った。

作品の中で「美しい飛行機」(だったと…)という台詞が何度も言われてたけど、他にも美しい言葉や美しい所作もたくさん描かれていた。
二郎も菜穂子もわりといいとこの出のようなので、基本的に言葉も態度も上品。
当時の当時の上流階級の教養としてフランス語なんかもするっと出てきちゃうし。
個人的に明治~昭和初期くらいのお上品な人々の言葉、所作というのがとても好きなので、前編とおして気持ちよくみられた。
(そういえば、「美しい」ってことば自体の響きも美しいなあ。“つ”と“く”が無声化された音で、さらに続く“し”も子音がはっきり立つ音だからかなあ。有声音と無声音のバランスが素晴らしいと。)

飛行機の美しさに関しては、やはり宮崎監督の飛行機愛が詰め込まれて溢れてしょうがないって感じだった(笑)
特に、ドイツの飛行機会社の格納庫にあった飛行機にはなんだかゾクッとするような迫力があったなあ。
それだけじゃなく、戦争の道具、戦闘機としての不気味さも、人の声をつかったという音効も併せて表現されていたと思う。

全体に、文学や音楽など自分にもっと教養があったら深く楽しめたのかと思うところが随所にあった。
「風立ちぬ」ってタイトルからしてそうだしな。。
「生きねば」というのはただ漫然と日々を過ごすのではなく、何らかの覚悟をもって生きねばならない、というようなことかなと思ったんだがどうだろう。
カプローニが「創造者としての時間は10年だ」というような意味のことを言ってたけど、限られた時間を燃やし尽くして能動的に「生きる」ことをせねばならないということかなと。
二郎や菜穂子や、その他の登場人物たちのようにね。

…私は漫然と生きてるなあ。。

『ニュー・シネマ・パラダイス』

午前十時の映画祭にて。

良い映画でした。
ラストシーンはもう涙が…涙が…(ノ◇≦。)…アルフレードォォ。。
いやぁ、映画館で初めてあんな涙出たー。なんか溜まってたのかな私(笑)

後で知ったんだけど、この映画は通常公開されているのはカットされたバージョンで、他にロングバージョンがあるらしい。
カット版とは視点が違うみたいだし、ぜひそっちも見てみたいなあ。